親が歯医者じゃないのが悩み?それってむしろラッキーなことなんです

投稿日: カテゴリー: 歯科経営

はじめに

歯科医院を開業された方の中には、自分の親が歯医者ではないことにデメリットを感じている人もいるのではないでしょうか。

でも実は、「親が歯医者ではない」という状況はメリットも多いです。

今回は、歯科医院における親子の事業継承についてお話します。

 

目次

 

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歯医者を継がない芸能人

皆さんは、有名な芸能人の中に「実は親が歯医者」という人がたくさんいることをご存じでしょうか?

例えば、

 

・あびる 優さん

・高橋 茂雄さん(お笑いコンビ「サバンナ」のボケ担当)

・戸田 菜穂さん

・神戸 蘭子さん

・杉村 太蔵さん

・井上 陽水さん

・三遊亭こうもりさん

 

など、歌手や俳優、お笑い芸人や元政治家など様々な分野で活躍しているこの人たちは、親が歯科経営者です。

中には「少し他の仕事を経験してから歯医者を継ぐ」という選択をする人もいますが、先ほど挙げた芸能人のみなさんはそうではありませんよね。

では、彼らはなぜ歯医者を継がずにわざわざ不安定な業界を選んだのか?

それは、歯医者を継ぐことにメリットを見出せなかったからだと考えられます。

では、歯医者を継ぐことのメリットやデメリットとは具体的にはどんなことなのでしょうか。

 

歯医者を継ぐメリット・デメリット

メリット

歯医者を継ぐメリットとして1番大きいのは、何と言っても建物や医療器具などをそのまま引き継げることです。

これまでにもお話してきたように、歯科医院を開業するには莫大な費用がかかります。

親が歯医者を経営していたということは、開業するために必要なものは大体そろっている状態だということ。

古くなった機械などはメンテナンスや買い替えが必要ですが、それでも開業資金がほとんどかからないというのはとても大きなメリットだと言えますね。

そしてもう1つのメリットは、多くの患者様から既に認知されていることです。

長く経営していればしていた分、たくさんの患者様に知ってもらえているでしょう。

さらに、固定の患者様がいることやスタッフがそろっていることもメリット。

経費がかからず来院・売上の見込みが立っている状態、これは大きなアドバンテージです。

 

デメリット

歯医者を継ぐデメリットの中で最も大きいのは、引き継ぎが上手くいかないことです。

引き継ぎが上手くいかなければ、経営は上手くいきません。

しかも、親子だからこそのぶつかり合いが起こる可能性も高いです。

例えば、

 

・治療や経営に関する意見が違う

親がいつまでも経営に口を出す

 

ということは、親子ならではのトラブルではないでしょうか。

また、親が高齢になってから引き継ぐ場合には、先生がおじいちゃんだから来てくれていたという患者様がいます。

そんな患者様は、若い先生に変わってしまうと通いづらい、と離れていってしまうことも。

このように、「クリニックについていたイメージ」が変わってしまうことで他のクリニックに移ってしまう患者様がいても不思議ではありません。

すると、せっかく固定の患者様がいたのに引き継いだら逆に患者数が減ってしまった、という状況もあり得ます。

さらに、

 

・元々クリニックで働いていたスタッフとそりが合わない

・自分が得意とする治療はその地域で需要がない

・建物や機材のメンテナンス(買い替え)費用がかさんだ

 

ということも、親から継いだ歯科医院ではよくあることです。

 

スタートが違えばゴールも違う

親の歯医者を継ぐことには、メリットよりもデメリットの方がたくさんあることが分かりましたね。

でも実は、歯医者を継がないのはデメリットが多いからという理由だけではありません。

そもそも、人は「自分のことは自分で選択したい」と考える生き物です。

それなのに、小さい頃から「歯医者になれ」と言われて育った場合は、とくに思春期頃に「歯医者にだけはなりたくない」と考えるようになる可能性もあります。

小さい頃から「好きにしていいよ」と言われて育ったならまた話が変わってきますが、親が歯医者ならそのように育てる場合は少ないのではないでしょうか。

つまり、仮に子どもが歯科医師になったとしても「親に言われて仕方なく(嫌々)なった」という人は少なくない、ということです。

でも、親が歯医者ではない人は自分から望んで歯医者になりますよね。

つまり、スタート地点(=歯医者を目指す理由)が違えばゴール(=実際に歯医者になって成功するかどうか)も違うということ。

仕方なく(嫌々)歯医者になった人よりも、自分の意思で歯医者になった人の方が成功する確率が高いのは当然です。

 

おわりに

いかがでしたか?

「自分は親が歯医者じゃないから大きなハンデを背負っている」と悩んでいた人も、それは間違いだということが分かっていただけましたでしょうか。

親が歯医者じゃないのはむしろラッキーなことで、悲観する必要は全くありませんよ。

ぜひ、開業を成功させるためにも前向きに頑張って欲しいと思います。

 

では、今日は以上になります。

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