はじめに
歯科業界の一般的な集患方法のいずれかを選んで集患すると、“忙しいわりに儲かりにくい歯科”になってしまいます。
理由は、これらの集患方法は「保険診療の患者様」を多く集めてしまい、客単価が低くなり、一方で治療数は増えるから。
この状況を改善するための考え方は2つあり、その内の1つは「見込み患者様が来院する前に事前教育する」というものです。
しかし、この考え方には「即効性がない」という弱点があります。
そこで今回は、即効性のある『もう1つの考え方』について、お話します。
前回までの記事一覧
歯科の一般的な集患方法が抱える7つの弱点
https://jihong-park.com/7つの弱点/
忙しいのに儲かりにくい歯科医院《1つの盲点》
https://jihong-park.com/1つの盲点/
歯科で利益アップしつつ労働時間を減らす考え方①:事前教育
https://jihong-park.com/考え方1/
歯科の見込み患者様を「自由診療を受ける気満々」にする2つの方法
https://jihong-park.com/2つの方法/
動画でご覧になる方はこちら
前回までの復習
どうもこんにちは。
歯科医院経営の専門家、WEB集患に強いコンサルタントの朴智弘でございます。
以前から、動画を7回に分けて“自由診療の患者様を上積みして、労働時間を減らしつつ、利益をアップする方法”、こういったテーマで、お話しているんですけども。
今回は、その第5回目になります。
テーマは、“歯科で利益アップしつつ労働時間を減らす考え方②”、このようなお話をしていきたいと思います。
まずは、前回までの復習です。
前回までの動画では、“歯科業界で一般的によく選ばれている8つの集患方法”というのがあるんですけども。
これらの集患方法は、“7つの弱点”を実は持っていて、そのせいで“忙しいわりに儲かりにくい歯科医院”になってしまっているんですよというお話をしました。
と言うのも、これらの集患方法を選んでしまうと、「保険診療を受けたい」とか、「保険なのか自由診療なのかで迷っています」っていう、こういう人たちばかりを集めてしまう訳なんですよね。
なので、客単価が低くなって、一方で、治療する患者様の数っていうのが増えますので、“忙しいのに儲からない歯科”になってしまう。
この状況を改善するための考え方っていうのが、2つあるんですけども。
その内の1つが、“見込み患者様が来院する前に事前に教育して、「自由診療を受ける気満々」の状態に先に持って行って、その後に来院していただきましょう”という考え方をお伝えしています。
これを実践する方法が、“コンテンツマーケティング”、或いは“YouTube動画マーケティング”になります。
ただですね、この事前教育する方法に関しては、1つ大きな欠点がありまして。
それが、“即効性がないんですよ”とお話しています。
“自由診療を受けたいと既に思っている人”にアプローチする
今日はですね、この“即効性がない”っていう点も考慮しまして、事前教育以外のですね、“労働時間を減らして、利益アップする考え方”ですね。
この2つ目の考え方を、お話していきたいと思います。
早速、その考え方なんですけども、これはですね、“自由診療を受けたいと既に思っている人”。
ここに向けてですね、アプローチしていきましょうというお話になります。
“自由診療を受けたいと既に思っている人”っていうのが、一定数いる訳ですので、最初からそこをですね、ターゲットに、アプローチしていきましょうというお話です。
言い換えるとですね、“事前教育がそもそも必要ない人”。
ここに向けて、アプローチしていきましょうという考え方になります。
このお話をするとですね、よく言われるんですけども。
それは、「“自由診療を既に受けたいと思っている人”にアプローチすれば、自由診療の患者様が増えて、客単価も上がるし、その分、患者様の数を減らすこともできるということで、それは“労働時間を減らして利益をアップする”ことはできると思うけども、そんなの当たり前じゃん」っていう形で、反論される訳なんですよね。
誰がターゲットになっていますか?
ただですね、ここで立ち止まって、よく考えてほしいんですけども。
「あなたの歯科医院では、本当に“既に自由診療を受ける気満々の人”に向けて、アプローチできていますか」という話なんですよ。
と言うのも、80%以上の歯科で選ばれている8つの集患方法ですね。
具体的には“口コミ”、“立地”、“看板”、“チラシ”、“内覧会”、“ホームページを作って放ったらかし”、“予約サイト”、“SNS”。
これらの集患方法では、実はですね、“自由診療を受けたいと既に思っている人”だけがターゲットにはなっていないんですよ。
というのも、これらの集患方法は「保険診療を検討している人も目にする」ものですよね。
なので、ターゲットになっていないっていうことは、“自由診療を受けたいと既に思っている人”に、全然アプローチできていない訳なんですよね。
つまり、保険診療の人にたくさんアプローチしてしまっている、ということです。
だから、これらの集患方法を選ぶと、「保険診療を受けたい」とか、「保険診療なのか、自由診療なのかで悩んでいる」っていう、そういう人たちばかりが集まってしまう訳なんですよね。
なので、結果的に客単価が低くなって、治療する患者様の数を増やさないといけないという、そういう形になってしまいます。
保険も自費も競争率は同じ
もちろんですね、こういった“事前教育が必要ない人”っていうのは、少数派なんですよ。
もちろん、少数派なんです。
ただですね、一方で、“自由診療を受けたいと既に思っている人”だけに向けて、アプローチして集患しているという歯科医院もですね、少数派なんですよね。
なので、要するに、結局、保険診療をターゲットにしようが、自由診療をターゲットにしようが、競争率はほとんど変わらないんですよ。
でも一方で、実際に来院された後の“利益率”、“利益額”、後は“労働時間”ですね。
この辺には、大きな差がある訳なんですよね。
なので、どうせ同じ競争率なんだったら、“自由診療を受けたいと思っている人”をターゲットにしている方がですね、当然、利益も上がりやすいし、労働時間も減りやすいですので、こっちの方がいいですよね、って話なんですよ。
なので、“コンテンツマーケティング”なり、“YouTube動画マーケティング”なりで、“事前教育する方法”っていうのも、ぜひ実践してほしいんですけれども。
それと同時にですね、“自由診療を受けたいと既に思っている人”をターゲットにアプローチしていく。
こっちもですね、ぜひやってほしいなと思っています。
即効性がある
この“自由診療を受けたいと既に思っている人”にアプローチする方法なんですけども。
これって要するに、“事前教育が必要ない人たち”なので、事前教育する分の時間が短縮される訳じゃないですか。
なので、割と早い段階で、来院してくださる方たちになるんですよね。
なので、この方法って、要するに“即効性がある考え方”になるんですよ。
ここがね、1つ大きなメリットになります。
“自由診療を受けたいと既に思っている人”にアプローチする方法とは?
じゃあですね、具体的に、“自由診療を受けたいと既に思っている人”にですね、どのようにアプローチしていけばいいのかって話なんですけども。
このアプローチする方法についてですね、次回の動画でお伝えしていきたいと思います。
では、今日は以上になります。
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今すぐ歯科の自由診療の新患を上積みする1つの方法
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